2017/06/11

FINNAIR エアバスA350-900 OH-LWC

6月10日、土曜日も成田へ出かけてしまいました。フィンランド航空が定期便でA350を先週からヘルシンキ〜成田線に投入したからです。FINNAIRはこれまでA330をデイリーで運行してきましたが、先週からはそれに加えて週4日、A350で増便しました。夏の需要期に合わせたものでしょうか。ヨーロッパで日本に近いヘルシンキですから、ヨーロッパへのゲートウェイとして需要が増えているのでしょうか。


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A350-900 OH-LWCです。フィンエアはカタール航空、ベトナム航空に次いでA350を受領したエアラインで、19機を発注し8機を運航しています。A350は2013年に初飛行したエアバス最新のエアライナーで、ボーイング787と同様に胴体や主翼などが複合材製でできています。機体の規模は787より若干大きく、777の更新機材としても売り込みがかけられています。外形的にはRのついたウイングレットとA380のような機首デザイン、操縦室窓の隈取りなどでしょうか。日本へはベトナム航空とシンガポール航空が飛ばしており、日本航空も仮発注を含めて50機以上を発注しており、2019年から受領します。

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胴体は上半分の旅客キャビンが太く、下半分の貨物室が従来のA330/340なんかと同じく細くなっています。後ろからのアングルで見ると、胴体後部貨物室の絞り込みもボーイングなどの機体と比べると大きいようです。貨物室の容積はあまり必要ないと判断したのでしょうか。

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離陸するところです。前脚がギリギリ前に寄せられているためか、脚上げの時はあまり美しくないようです。ともあれ787と同様にこれから見る機会の多い機体になります。


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それからエア・カナダのニューカラーをまとったボーイング787-9 C-FRSRとC-FRTGが飛来しました。これまでのペパーミントグリーンとは全然イメージが変わり、むしろ合併した過去のカナディアン航空のカラーのようです。

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操縦室窓にA350のように隈取りがいれられたため、温和そうな顔の787がちょっとワルそうに変わっています。


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それから珍しいところでは、ナショナル航空の747-400BCF N952CAが飛来しました。ユナイテッドの貨物便としての運航だったようです。






2017/06/06

QANTAS ボーイング747-400 "one world" VH-OEF

ここのところ週末が晴れになることが多く、結構な頻度で撮影に行くものですから、整理が追いつかない傾向にあります。それに加えて画像のレタッチに凝り出すと「もっと綺麗にできるのでは」とキリがなく、ドロ沼にはまっています。

表題のカンタスのジャンボを撮りに6月4日2時半に出かけて海ほたるへと行きました。といっても父の命日の墓参りを兼ねてです。撮影だけで海ほたるに行くのもなんだし、墓参りだけでは面白くない(?)ので、組み合わせたわけです。


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海ほたるの駐車場にクルマを置いて機材を抱えてデッキに上がったのが4時55分、ちょうどホンコン・エキスプレスのA321が目の前をアプローチしていました。その約10分後にカンタスのジャンボ(VH-OEF)が現れました。事前にFlightradar 24でチェックしていましたが、嬉しいことに"one world"カラーです。機影を確認した時には早くもギアが出ていました。そこがちょっと残念です。カンタス航空は高需要の長距離路線が多いためか、ジャンボの置き換えが他のエアラインより進んでいないようです。後継機はA380と787なのですが、787は今のところ受領していないようです。以前は成田に6時ちょうどに滑り込むのがカンタスのジャンボでしたが、羽田に到着地を変えてからは空港の受け入れが24時間態勢ですから早くなり5時前後となってしまいました。なので日の出の早い季節しか撮影できません。


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カンタスのジャンボとほぼ同時に海ほたる前に姿を現した東京消防庁のユーロコプター(現エアバス・ヘリコプターズ) EC225 シュペルピューマ「ひばり」です。離着陸時以外のヘリを撮影するチャンスというのは少なく、けっこう好きな機種なのでジャンボとどちらを撮ろうかとドキドキしてしまいました。ローターの動感を出すためにシャッタースピードを落としましたが、レンズの手振れ補正をONにするのを忘れたため、ブレブレ画像を量産してしまいました。


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上が5時16分、下が5時34分に撮影したANAのボーイング787-9(JA888A/JA837A)です。早朝はアジアを深夜に出発した便が続々と到着します。両機ともギア出しが遅かったので、カッコイイ姿を撮影できました。この日の東京の日の出が4時26分ですから、それから約1時間は光線が赤いままです。


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ちょっと間をおいて6時29分に撮影したタイ国際航空のボーイング747-400(HS-TGP)です。タイ国際航空は成田への便をA380やA330などに置き換え、羽田便がジャンボになりました。カンタスほどではありませんが、これも撮影は夏季限定になります。


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6時30分ぐらいになると地方への国内線の出発が多くなります。画像はD滑走路を東向き(R/W05)に離陸するANAのボーイング777-300です。この日は6月にしては珍しく寒気が上空に入ったそうで、視程の良い日でした。海ほたるからの撮影は超望遠撮影になりますから、空気が澄んでいることが必須です。


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7時34分に撮影したブリティッシュ・エアウェイズのボーイング777-300ER(G-STBK)です。この機体もギア出しが遅く、カッコイイ画像になりました。ヒコーキに乗っていると着陸間際に大きな音と減速感をともなった時に「あっ、ギアを出した」と感じますが、あのタイミングは減速を考慮したものなのでしょうか。アプローチが速かったら早めにギアを出すとか、アプローチが遅かったらギア出しも遅くするとか、ちょっと調べてみたいところです。


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8時20分に撮影したANAのボーイング777-200 "C-3P ANA JET"(JA743A)です。これは初めての撮影でしたが、徐々にアプローチが遠くなり撮影しづらくなり、かなりのトリミングとなりました。それと光線のせいでしょうかなんだかボヤけた画像になってしまいました。ちょっと残念です。


てな具合でしたが、8時40分頃に機材を片付けて朝飯を食べて父の墓がある横浜市の西端へと向かいました。









2017/05/28

北宇都宮駐屯地開設44周年記念行事

5月28日、快晴の北宇都宮駐屯地で開設記念行事という名の航空祭が開催されました。開設記念行事って名称はなんともお役所的で変なものです。

快晴と書きましたが、朝のうちは下の写真のように本当に快晴でした。しかし飛行展示が始まると雲が多くなり、肝心なところで陽が差さない天気でした。行事がほぼ終わった午後にスカッと晴れ渡ったのはお約束通りでしょうか。


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朝8時ごろ駐車場にクルマを入れると、ヘリコプターのダウンウォッシュで枯れ草が飛ばないように、消防車が散水を行っていました。水を撒いているのが3年ぐらい前に導入されたアメリカ製のオシュコシュなんとかという最新型の消防車です。後ろが旧来のものですね。


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最初の飛行展示は祝賀編隊飛行です。北宇都宮駐屯地に配備されているエンストロムTH-480Bと富士ベルUH-1J、シコルスキーUH-60JAが編隊で飛行しました。ありきたりですがワルキューレが聞こえてきそうなシーンです。


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操縦学生のドリル隊を下ろしたしたボーイングCH-47J(52922)が派手に離陸旋回しました。第12旅団の機体ではなく第1ヘリ団の機体です。


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航空学校宇都宮校教官らによるデモチーム、ブルーホーネットです。TH-480B 6機のチームで小気味いい飛行を見せてくれますが、TH-480Bというのが自家用に作られたヘリコプターで軍用機じゃありませんからなんだか物足りない感じです。とくにソロ機は「こういう目的で作られた機体じゃないのに大丈夫?」と思わせるパフォーマンスでした。日本で唯一と言っていいヘリによるデモチームです。


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北宇都宮駐屯地 第12ヘリコプター隊 第1飛行隊のUH-60JAによる機動飛行です。大きな機体が豪快な機動を見せてくれました。


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陸自航空部隊の虎の子、ボーイングAH-64Dアパッチ・ロングボウです。この機体は航空学校霞ヶ浦校のものです。13機しか導入されなかったAH-64Dで整備教材となっている1機です。飛行展示では見栄えのする機体ですが、13機しかなくて戦力になっているのでしょうか?


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救難展示で飛行した栃木県警察の川崎BK117(JA6810)とUH-1J(41874)、栃木県防災航空隊のベル412EP(JA09TG)です。県警のBKが偵察して、UH-1Jから救助員がリペリング降下、県防災の412EPがケガ人をピックアップという手順でした。412EPは間もなくAW139と交代しますから最後の駐屯地祭となりました。

とまあ天気が微妙に残念でしたがなかなか楽しめる行事でした。そういえば防衛協会というところがブルーホーネットの萌えキャラ「蒼月 遥」というのをデザインしてグッズを販売していました。写真を撮り忘れましたが、自衛隊にもジワジワと痛いのが浸透しているようです。敵の戦意を削ぐ効果があるかもしれませんね。














2017/05/14

AIR FRANCE ボーイング777-300ER "SKY TEAM" F-GZNE

ゴールデンウィークには5月3日と4日、7日に成田へ撮影に行きました。ところが私が行く日の天気は微妙で、行かない日が絶好の撮影日和だったりで、冴えない連休でした。


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そもそも成田へ行きたくなったのは、このSKY TEAMカラーのエールフランス 777-300ER(F-GZNE)が来ることが分かったからです。早朝のR/W16Rに滑り込むところを撮影しました。

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続いてKLMのニューカラーの777-300ER(PH-BVS)も到着しました。機首の塗り分けラインが変わったぐらいの変化です。

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そして狙ったわけではありませんが、GWのチャーター便でベトジェットのA320(VN-A672)もR/W16Rに到着しました。前胴のREV TECですが、調べたらハーレーのオイルなどのブランドがあるのですが、社名はRevTechなんですよね。絵柄的にはオイルみたいなんですが分かりませんでした。

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ベトジェットは5月7日にも飛来しました。この時のA320(VN-A650)はミニオンズのADが貼られていました。

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これもGWのチャーター便であるカンボジア・アンコール・エアのA321(XU-350)です。尾翼のマークはアンコールワットの仏塔をデザインしたものだと思いますが、ちょっとアレに見えてしまいます。アンコール航空はやはり7日にも成田に飛来しました。

このほかマレーシアのマリンド・エアの737も3日と7日に飛来したのですが、撮影していたのと違うR/Wに降りてしまい撮影できませんでした。


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そのほか撮れて嬉しかったのがJALの767-300ドラえもんジェット(JA610J)、ホンコン・エクスプレスのA321(B-LEB)、ハワイアンのA330-200(不明)でした。ハワイアンの着陸は19時11分で、この前にカンタスが2便降りました。千葉市の夏至の日没は18時59分だそうですから、6月末にはもう少し明るくなると思います。







2017/05/14

厚木基地2017日米親善春祭り その2

4月29日に開催された厚木基地「2017 日米親善春祭り」で飛行した航空機を紹介します。厚木基地では2000年より前は「Wings 00」と銘打って大々的にエアショーが開催されていたのですが、一部市民の騒音苦情により飛行展示が行われなくなってしまいました。しばらくは本当に航空機が全然飛ばず、飛行場もエプロンのごく一部しか公開されない冬の時代が続きました。その頃は「日米親善さくら祭り」として花見フェスティバル的なものでした。しかし2010年ぐらいからでしょうか「たまたま」訓練飛行が実施されるようになりました。あくまでも訓練飛行ですからジェット機は離着陸のみ、ヘリコプターは救難訓練だけですが、充分に楽しめる内容です。
今年度中にCVW-5のジェット機部隊は山口県の岩国基地へ移動してしまうので、来年以降はどうなるのでしょうか。


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VFA-102ダイアモンドバックスのF/A-18Fスーパーホーネットです。スーパーホーネットは従来のF/A-18A/B/C/Dホーネットを大型化した機体で、現在アメリカ海軍の主力戦闘攻撃機です。写真のF型は複座型で、単座型のE型もあります。

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VAQ-141シャドウホークスのEA-18Gグラウラーです。EA-18Gはスーパーホーネットの電子攻撃型で、味方の攻撃隊が敵の地対空ミサイルで迎撃されないように妨害電波を発して目潰しをしつつ対レーダーミサイルなどで攻撃する任務を負っています。

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VFA-27ロイヤル・メイセス(奥)とVFA-195ダムバスターズ(手前)のF/A-18Eスーパーホーネットです。CVW-5にはスーパーホーネットのE型の飛行隊が3個、F型の飛行隊が1個配属されています。自動化の進んだ現代の戦闘機ですが、複座型の方がナビゲーションや精密誘導兵器の操作など二人の飛行士で分担した方がよさそうです。

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訓練を終えて基地に帰ってきたVFA-115イーグルスのF/A-18Eスーパーホーネット(左)とVAQ-141シャドウホークスのEA-18Gグラウラー(右)です。帰ってきた戦闘機は基地上空で180度ターンして着陸経路に入ります。基地が敵の攻撃を受けるなどしていないか確認してから減速する、作戦機ならではのアプローチ方法です。

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機体によってはタッチ&ゴーを実施します。滑走路上は強い日差しによるヒートウェーブが強烈なので、比較的高度の高いタッチ&ゴーはクリアに撮影できるチャンスです。機体はVFA-195ダムバスターズのF/A-18Eスーパーホーネットです。

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VAW-115リバティベルズのE-2Cホークアイ2000です。これも訓練飛行から帰還して基地上空で180度ターンしているところです。E-2Cは空母艦隊に近づく敵機や敵ミサイルを探知したり、攻撃隊を管制する空飛ぶレーダーサイトで、機体上の大きな皿状のものがレーダーです。間もなく新型のE-2Dアドバンスド・ホークアイを装備するVAW-125タイガーテイルズと交代してアメリカへ帰国します。

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HSM-51ウォーローズのMH-60Rシーホークです。この飛行隊は空母の艦載部隊ではなく第7艦隊の巡洋艦や駆逐艦に搭載されるヘリコプターの飛行隊です。

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HSC-12ゴールデンファルコンズのMH-60Sナイトホークです。MH-60Sは艦隊内での物資輸送や戦闘捜索救難、特殊戦部隊の潜入・回収を支援するヘリコプターで、陸軍や空軍のブラックホークと同様に尾輪がテールブーム後端にあります。画像のようにフレアーをかけて強行着陸する際にはこの方が使いやすいのでしょう。

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HSM-77セイバーホークスのMH-60Rシーホークです。この飛行隊は空母艦載の対潜飛行隊ですが、水上艦艇の監視や攻撃も任務とします。そのため機体もマルチロールということでSHからMHに呼称が変更されました。これらのヘリコプター部隊は一応救難訓練を実施しました。かなりやっつけの感じですが。


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厚木基地は海上自衛隊も使用しています。第3航空隊のP-1哨戒機も飛行しました。2機が離陸しましたが、私が15時頃に基地を離れるまでは帰ってきませんでした。1機は翌日の鹿屋航空祭へ行ったようですが、もう1機は遠く尖閣などにも哨戒に出かけているのかもしれません。

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訓練飛行が始まる前に海上自衛隊第61航空隊のC-130Rハーキュリーズが緊急着陸しました。ボヤボヤで見づらいですが、左翼のNo.2エンジンが停止してプロペラがフェザーされています。この際には日米の消防車が滑走路にすっ飛んで行きましたが、何事もなくエプロンに停止しました。

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日米の消防車。海上自衛隊のはモリタMAF-50Bという車両です。自衛隊ではアメリカ・オシュコシュのストライカーやオーストリア・ローゼンバウアーのパンサーなどを採用していますが、基地によってバラバラです。多分その都度入札で車種を決めているのでしょうが、教育訓練や整備などを考えると車種を統一した方がよくないでしょうか。アメリカ海軍のはオシュコシT-3000で、横田基地や三沢基地でも見ることができます。