2016/10/23

パワーウエイトレシオ

昨日、A340-300と787-9のエアボーンが遅いと書きましたので、気になったのでパワーウエイトレシオ(推力重量比)をざっと調べてみました。どれもWikipediaで最大離陸重量(t)をエンジンの最大推力(t)で割ったものです。

A340-300はだいたい4.5t/tで、A340-600は3.5t/tでした。なるほどA340-600は普通に離陸していきます。


VH-A863 Vietnam 787-9D72_2775
で、問題の787-9はGEのGEnxエンジン搭載機で3.7t/tでした。A340-300ほど離陸が低くはありませんが、A330や777と比べるとだいぶ低いです。ベトナム航空の便はヨーロッパ便ほど燃料は積まないはずなのですが・・・。ちなみにこの機体VH-A863はノーズコーンの塗装が間に合わなかったようで、白いままです。

ANAの787-8とスクートの787-9を比べた写真が以下の通りです。下の紅白チェッカー模様の建物を目安にするとANAの787-8の方がエアボーンが早いです。787-8は3.5t/tでA340-600と同じくらいの値です。まあお客さんの数や搭載燃料の違いもあるからあくまでも参考にしかなりませんが。
9V-OJC scoot 787-9 D72_2889

ANA 787-8 D72_2869



DJA604J JAL 767-300ER 75_1969
そして戦闘機並み(?)の上昇力で楽しませてくれる767-300ERは3.2t/tです。これらはWikipediaにある数字から計算したもので、実際の運用とは違うかもしれませんが、数字にしてみるとなるほどという感じです。A340はともかく新鋭機の787の離陸性能がイマイチなのはちょっと解せない感じです。